皆さんこんにちは。こんばんはオッティです。
緊急事態宣言開けますかね・・・
コロナの影響で過ごすことが多くなったおうち時間
皆さんはいかがお過ごしですか??
オッティは映画鑑賞、好きなバンドのライブ映像、ヨガ、
あとは新しくファイナンシャルプランナーの資格を取ろうと考えています。
少しでも生徒に何か頑張る姿を背中で見せられたらいいなと思います。
今日は皆さんが抱えているであろう悩み
【不登校は甘え!?】ということについて
私が通信制高校で勤めていく中で気付いたことをまとめていきます。
不登校はただの甘えでしょ!?
結局学校に行かないのはただの甘えでしょ??という人もまだまだ多いですよね。
不登校は結局ただの甘えなのか??
この返答としては基本的に二つあります!
一つ目は、「いや!不登校は甘えではない!」
二つ目は、「不登校は甘え!しかし甘えてもいいではないか!」
というものです。
通信制高校で勤めるうえでたくさんの生徒と接してきました。
もちろん全員が不登校だったかというわけではありません。
しかし、生徒一人ひとりには人生の背景があります。
そのストーリーを聞くと私は、
学校に行かないことが【甘え】だとは思いません。
インターネットで【不登校 甘え】と検索すると
心無い内容が書かれている記事も見ます。
「不登校はただの甘えでしょ!」
「私はもっとつらい思いをしてきたのに!」
「しんどいことは乗り越えるもの!」
といったことを見かけます。
もちろん当人たちは不登校になったことはありません。
その人たちは、学校が理由で
自ら命を絶ってしまった人たちのことを知っているのでしょうか?
様々な人間関係で本当に
命を絶とうとした、けど失敗した、希望がない
という人たちを前にして、本当に「それは甘えだ!」
といえるのでしょうか??
それは世代間でも見られる話で、お父さんお母さんは学校に対して寛容だが
祖父祖母は学校に行くのが当たり前、行けるだけありがたいという意識の差も見られます。
私は実際にそういった生徒保護者も見てきました。
さぞつらかったことだと思います。
何もかもが嫌で、目の前真っ暗だと思います。
そういった人たちに本当に必要な言葉は何なのか
ということを周りの人たちは考える必要があります。
いままで、本当に自分たちが死のうと思ったことはあるのでしょうか?
物事はそれだけ深刻なことがあるということを
まず理解しておかないといけません。
メンタルには人によって差がある!!
メンタルがお豆腐の人もいれば鋼鉄の人もいますよね。
メンタルは体質の一つです。
まったくもって同じメンタルの人は存在しません。
身長や体重、体調などと一緒で
人によって強さは違うし、どうしようもないこともあります。
学校に行かなくなる理由も様々です。
人間関係、勉強、体調など、環境や自ら変えようのない体質のことなど
人によっていろいろな要因があります。
「身長を伸ばせ!」「体調悪くなるな!」
無理なことは誰にだってあります。
学校に行かない人は、たまたまそれが学校だっただけです。
自分が当たり前にできることでも、
他の人には当たり前にできないかもしれない。
それは逆も一緒で、相手が当たり前にできることが
自分にとって当たり前かと言ったらそうではない。
これは、もう高校生にもなればだんだんと気づいてくるはずです。
メンタルの強さは人によって違い、
誰にだってどうしようもないこともあるということを知りましょう。
学校は行かないといけない??
「学校は行かないといけない??」
私は基本的に毎日学校に行っていたので
できれば行くべきではないかなと思います。
ただ、その答えは、一人一人の育った環境によると思います。
「学校に行かなければならない!!」
それは保護者よりも先生よりも
子ども本人が一番よく分かっています。
周りに言われなくても、自分でもう理解しています。
それでもできないことがあるということです。
言い換えればそれだけ深刻なことがあるかもしれないということです。
周りから過剰に学校に対して干渉すると
それは逆効果になる可能性があります。
周りのできることはまず本人の考える時間を少し
取ってあげるといいかもしれません。
皆さんにわかっていてほしいのは
学校がすべてではない。
ということです。
それは通信制高校で働いていてとても痛感します。
中学校全く行っていない、高校も少しだけしか行かない、
単位も何回も落としている。
それでも最終的に卒業して笑顔で過ごしている人がたくさんいます。
それをたまたま知らない子どもや親が学校について悩みすぎて
それがまたプレッシャーになって、また学校に対してマイナスになってしまって。
といった循環になってしまします。
世の中には、そうやって学校に行かなくても
幸せに暮らしている人もたくさんいるということを知ってほしいです。
最終的に笑顔で暮らすことができれば
過去の辛かった経験も糧になったと感じると
思います。
どこかで「甘え」もある??
でも、ついつい「甘え」てしまうのもわかります。人間だもの・・・
不登校は基本的には甘えではないと
私は考えています。
しかしその一方で、学校に行かないことが
知らず知らずのうちに「甘え」になってしまっているケースも
たまに見かけます。
最初は、つらいことがあって、嫌なことがあって、
そのストレスから解放されるために、学校を休んだ。
そうすると休む楽しさも同時に学びます。
これは、子どもだけではなく、大人もそうです。
張りつめていた、糸が切れるような感じです。
学校に行かない理由はもちろんある、
その一方で、休む楽しさを覚えてしまったので
休みたいが先に来て、だから理由を探す
なんてこともあります。
周りはその部分を見極めなければなりません。
子どものストレスに気付きつつ
子どものために伝えないといけないことはしっかりと伝える
これが親や教師の役割だと思います。
ストレスに気付くことは大切ですが、
それによって腫れ物に触るような、気の使い方はいりません。
しっかりと自分がこう思ってて、将来のために伝える
ただその行動を選ぶのは子ども自身です。
中学校の頃学校に行けなかった生徒と入試面接で話す中で
「正直、できるものまでやらない甘えがありました。」
ということを認めた生徒がいます。
生徒本人はどれが甘えで、どれができないことなのかわかっています。
ただ正直に認めることができません。
周りの大人は、子どもがそういった自分の思いを
素直に表現できる環境を創り出すべきだと思います。
甘えたっていいじゃない!!
よく、不登校は甘えだ!
なんて言っている人の意見を見ると
いかにも【甘え】ることは悪いこと
といった口調で語られます。
【甘え】 というものはいい意味でも
悪い意味でも存在します。
でも、自分自身に甘えるのは良くないことが多いかもしれませんが、
他人に甘えることは良いのではないでしょうか?
他人に甘えられるということはそれだけその人のことを
信頼しているということだと思います。
上では、少しでも大人が子供に素直な気持ちを
言わせてあげられるような環境づくりが大切。
と言いましたが、
ここでいう【甘え】というのは
そういったところからくるものであるべきだと思います。
少しでも、親と子ども、先生と子どもが甘えられる
関係性が築いていけるといいですね。
まとめ
この記事の結論は2つあります。
- 不登校は甘えではありません!!
- 甘えたっていいじゃないか!!
まとめだけ見ると正反対のことを言っているように見えますが、
これは1人の子供の中に混在します。
まず、根本として、子ども本人は学校に行くべきだとはわかっています。
ただ、甘えではなく、行けない・行かない理由があります。
そうすると今度はしんどい中にも「やらなくいいか」と甘えが出てきてしまう人もいます。
(もちろんこれは全員ではありません!!)
だからこそ周りの大人が、そういった信号をキャッチして
少しでも子どもが素直な感情を表現できるような環境を創りだすべきです。
以下の記事も参考にしてください。
ではまた次回!!
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