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【超基本編】広域通信制高校の仕組み徹底解説!~学費?サポート校?卒業?~

通信制高校
2人の歩く女の子

皆さんこんにちは!オッティです!

ブログを書き始めて4ヶ月くらい経ちました!

まだまだ未熟ものですが・・・

皆さんの要望にはできる限り答えます!

やれることは何でもします!

先日Twitterのフォロワーさんから、通信制高校の仕組みについて

質問がありました。

そういえば、私は今まで当たり前のように

通信制高校のことについていろいろ書いてきましたが

実際、皆さんが通信制高校のことについて知ってることって

少ないんだな、と実感しました。

今回は広域通信制高校の仕組みの基本的な部分を徹底解説していきたいと思います。

ではいきましょう!

広域通信制って??

そもそも広域通信制高校って何??といった感じですよね。

通信制高校には2種類あります。

【広域通信制高校】

入学できる地域が3つの都道府県以上。

【狭域通信制高校】

入学できる地域が本校がある都道府県と隣接する1都道府県。

といった違いがあります。

N高やクラークなどは広域通信制高校となり

要は、「どこの都道府県にいても在籍することができるよ」

といった感じです。

逆に狭域通信制高校は、通信制といえども学校によって

在籍できる都道府県が絞られてきます。

有名な私立の通信制高校は

ほとんどが、広域通信制高校となっており

基本的にはどこの都道府県にいても在籍することができるので

安心してください。(例外もあります)

逆に、狭域通信制高校のほとんどが公立になっております。

学費の面でも差が出てきますので、後ほど解説していきます。

また、広域通信制高校は、在籍できる都道府県に準じて

サポート校も全国にありますのでそちらも参考にしてみてください。

卒業するためには??

では、通信制高校を卒業するにはどうしたらいいのか??

高校には基本的に、卒業要件というものがあります。

卒業するためにはこれをしてくださいという条件があります。

【卒業要件】

  • 3年間在籍する
  • 74単位を修得する
  • 3年間で特別活動30時間参加

ということが決まっております。

通信制高校は、単位を取るために各学校で決められた課題を終わらせ、

単位認定試験を受けること。

また特別活動は本来、全日制高校では、各行事などに参加することで受けたことになりますが

通信制高校では決められた課題をする、また本校へのスクーリングの参加をすることで認定されます。

ここで、気付いてほしいのは本来高校の卒業要件として

出席日数というものの定めはありません。

全日制高校は単位修得のために各授業に出席日数を設けているのであって

卒業要件自体に出席日数が含まれているわけではありません。

つまり通信制高校は

3年間在籍をして決められた課題を自分でこなして

単位認定試験を受けてスクーリングに参加すれば

卒業することができます。

ここから細かく、単位のこととスクーリングについて解説していきます。

単位

上記の通り、卒業するには74単位修得しなければなりません。

各学年で大体25単位ずつ修得していく計画となります。

しかし、ここで重要なのは、単位を年間で25単位取ったらいいわけではなく

卒業するまでに74単位取ることができればいいのです。

ですので極端にいえば、1・2年生でまったく単位が取れなくても、

3年生で74単位取ることができれば卒業することができます。

これができるのが通信制高校です。

全日制高校は年間でみっちり授業が組まれているため、単位を落とせば

その単位をまたとるために、1から授業に参加しないといけません。

物理的に全日制高校ではそれは不可能になります。

通信制高校は課題をして、単位認定試験に合格すれば単位を修得できるので

転校して1年間で卒業することも可能です。

ただ、私のクラスでも何人かいましたが、とてつもなく大変です。

通信制高校だから単位を落としても大丈夫というわけではありません。

できる限りバランスよく単位修得できるように頑張りましょう。

スクーリング

通信制高校の中で一番耳にするけどわからない言葉が

「スクーリング」です。

通信制高校は自分で課題をやったらいい、

とはいえ、対面で授業をしないといけない時間数が決められています。

ですので、基本的に全く通わないで卒業することはできません。

スクーリングにも2種類あり

【定期的に本校に通うタイプ】

【短期で集中して行うタイプ(宿泊)】

があります。

これの良し悪しは人によって変わりますが、

有名な広域通信制高校はほとんどが

集中して参加するタイプが多いです。

広域通信制高校の在籍生は全国にいますので

決められた日程で宿泊を伴うスクーリングでないと参加が難しいからです。

基本的にいかないという選択肢はありません。

【通信制】学校選び迷っているならまずは見学へ!広域性通信制高校6選~屋久島おおぞら編~

サポート校って??

ではここでサポート校について説明していきます。

先程から何回か説明する中で出てきているサポート校という言葉。

通信制高校を選ぶうえでとても大切、だが仕組みがわからないという人も多いでしょう。

ほとんどの広域通信制高校には本校とサポート校の2種類があります。

本校は生徒たちが在籍する学校のことで、スクーリングに参加するのは

この本校に登校することになります。

一方でサポート校とは??

通信制高校の卒業要件として伝えた単位修得のための課題など

生徒が自らやらないといけない者が多くあります。

スクーリングの交通手段の手配なども本来自分で行わなければなりません。

しかし、これらをすべて生徒が管理するのは無理があり(というか大変)、

そのため通信制高校の卒業率というものは今まで低かったのです。

これを解決してくれるのが【サポート校】というわけです。

課題の進捗や、わからない部分の指導、学校行事や不登校支援など

今やサポート内容は多岐に及んでいます。

もちろん通信制高校のみに在籍することは不可能ではありません。

しかし、通信制高校のみの在籍となると、課題やスクーリング、単位認定試験の日程など

全て自分で管理しなければなりません。

もちろん本校に相談することもできますが、

各広域通信制高校の本校は北海道、沖縄、屋久島など(一部のみ)

自分たちが住んでいる場所から遠いことがほとんどです。

サポート校は今や、ほとんどの都道府県に存在しており

しかも主要部の駅から近いことが多いため、通いやすくなっています。

また公立の狭域通信制高校はサポート校がないところがほとんどで

わからないところがあれば、本校に直接相談することになります。

学費の払い方は??

私が通信制高校に勤めるようになって混乱したのが

単位修得と学費の部分です。

通信制高校の学費は少し複雑で、

広域通信制高校に在籍するとなると、サポート校に同時に入学することがほとんどとなります。

学費も【通信制高校に払う分】【サポート校に払う分】の2種類があります。

【通信制高校に払う分】

単位制で、1単位いくらといった形になります。

例えば、1単位1万円とすると、卒業までに74単位必要になるので

74万円かかります。

もし途中で転入するとなると、残りの単位分を支払うことになります。

それに加えて入学金や施設管理費、教育充実費などがかかってきます。

ただ、広域通信制高校はほとんどが私立のため、

「高等学校就学支援金」が適用され、1単位につきいくらか引かれてることとなります。

ですので、家庭の収入状況や今までの在籍状況によっては、

この本校の学費は額面よりも安くなることがほとんどです。

【サポート校に支払う分】

先程説明した、本校に支払う分とは別に、サポート校に支払うお金が発生します。

この金額が割と高めなので、

サポート校に入学するのをためらってしまう人も中にはいます。

サポート校では授業やレポートの指導、行事や進路指導などのサポートを

するための教育充実費として支払います。

それに加えて、各通信制高校には様々な特色があり

学べる内容や登校スタイルによって学費が大きく変わってきます。

またここで注意しなければならないのは、

このサポート校に払うお金は、就学支援金は適用されません。

サポート校と本校両方のお金がかかることをあらかじめ理解しておきましょう。

とりあえず何から始めたらいい??

ではまず何から始めたらいいのか??

まずは知ることです。

  • 資料請求
  • 学校見学
  • 個別相談

これらは必ずするようにしましょう。

通信制高校は知らないことばかりだと思います。

通信制高校の中にも様々な種類があります。

まずは様々な学校の資料を読んで、学校に見学に行ってその目で見てみましょう。

【高校選び】通信の先生が教える!失敗しない高校の選び方~絶対したほうがいいこと編~

【高校選び】通信の先生が教える!失敗しない高校の選び方~しないほうがいいこと編~

まとめ

基本的な内容をおさらいしていきます。

  • 通信制高校には広域と狭域の2種類がある
  • 通信制を卒業するためには3年間在籍して、課題をやって単位認定試験を受けて、スクーリングに参加する
  • サポート校はレポート指導や授業、行事、進路指導などを行う
  • 本校とサポート校の2つに学費を払う
  • 個別相談、学校見学、資料請求はマスト

今回まとめた超基本編は、相談があった内容からまとめています。

まだ、知りたいことやこれを見てわからないことなどご相談があれば乗らせていただきます。

わからないことをわからないままにしておくのではなく

そこから一歩踏み出してみましょう!

オッティは全力で応援します!!

ではまた!!

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