皆さんこんにちは!こんばんは!
オッティです!
今日は「時をかける少女」を観ました。
鳥肌だらけでした。早く夏になってほしいなぁと思う今日この頃です。
さて、今日は通信制の高校で勤務をしながら「大変だぁ」「しんどいなぁ」と思ったことについて書いていきます。
初めに
まず初めに!
今日は少し、通信制高校で先生をしていて「マイナス」と思われる部分を記事にしていくのですが、
オッティは通信制高校で勤務をしていて後悔をしたことがありません!楽しいです!やりがいもあります!
みんな通信制高校で働いてみてほしいです!
ですがその「やりがい」や「楽しさ」の中にある、仕事の大変さや難しいことについてまとめて行きます。
決して、通信制高校の悪口とか嫌なところとかではありません。
むしろこの大変なことや、難しさも含めて自分自身の成長にもつながっているし、楽しいと思える一つの要因です。
悪しからず!!
99%思い通りにならない
では、1つ目!
「99%思い通りにならない!」
です!
これは通信制高校の先生だけではなく、全日制高校でもいえることでは?とも思いますが
僕は比にならないくらい思い通りにならないことが多いと思っております(笑)
通信制高校に通っている子どもを持つ保護者の方々にも多いのではないでしょうか?
通信制高校には様々な生徒が通っています。(以下参照)
通信制高校の生徒ってどんな感じ?~こんな人たちです!Part1~
通信制高校の生徒ってどんな感じ?~こんな人たちです!Part2~
例えば「起立性調節障害」を抱えている生徒
起立性調節障害についてはこちらから→ https://www.saiseikai.or.jp/medical/column/od/
授業に参加する以外にも、学校で面談の約束や単位認定試験、スクーリングなど、通信制高校とはいえ時間通りに行動しなければならないことも多くあります。
それでも朝が起きれなかったり、起きても体調が悪く全然動けなかったり、僕らがどんな声をかけてもどうにもならないこともあります・・・
他にも、不安障害やパニック障害、人が怖いといって外に出れないなど・・・
時間通りにいかなかったり、予定していたことがなくなったりということがほとんどです。
かくいう僕も面談の予定を絶賛4回連続でドタキャンされたり、2時間かけて家庭訪問に行っても
部屋にこもって会えなくて手紙だけ置いて帰ったりと・・・
ほんっとにたくさんあります。
家から出られないのであればオンラインで少し話しようと思っても、まったく連絡が取れなくなったりすることもあります。
保護者の方々も、前日までは「明日は学校に行く!」と言っていても・
次の日起きたら、まったく行動に移せない・・・といった子どもの姿を見ることも多いのではないでしょうか
でもめげません!思い通りにならないことは今に始まったことではありません!
できなかったことに一喜一憂するのではなく、次はどうしたら行動に移すことができるのか一緒に考えます。
学力のサポート
2つ目は
「学力のサポート」
です。
通信制高校の生徒の学力は本当に一人一人に差があります。
学習障害でどんなに丁寧に説明しても、理解できない科目がある生徒。
小学校から学校に通えておらず、掛け算と割り算がわからない生徒。
進学校での人間関係が原因で転校してきたものすごく勉強ができる生徒。
その生徒たちが一緒の教室に入って一緒の授業を受けます。
全員を同等に理解させることの難しさをとても痛感しています。
オッティは保健体育の教員免許を持っており、大学受験も乗り越えてきたので
高校の一般レベルの教養はどの科目もあります。
しかし自分で理解はできていても、人に理解させるように伝えることがとても難しいのです。
掛け算と割り算を教えようと思っていても、全然理解させられません・・・
小学校の先生、尊敬です👏
相談内容の複雑さ
3つ目は
「相談内容の複雑さ」
です。
通信制高校の職業柄、様々な相談を生徒や保護者から受けます。
人間関係の悩み(恋愛話含む)や勉強の話、家庭環境の悩み、学校にいけないことのもどかしさなど・・・
中には医療的なことに関するとても専門的なものもあります。
僕にその薬のこと聞かれても全然わかりません!と思ったこともあります・・・
とっても簡単な相談から専門的で難しすぎる話など、
高低差ありすぎて耳がキーンとなりそうです。
色々考えさせられたのは
死にたいという気持ちがある生徒の相談や自傷行為をしてしまうという相談です。
通信制高校で勤務をするまでは、知らなかったことだらけです。
自分の周りでもいませんでした。
何がつらくて、何でそう思ってしまうのか、どういった言葉をかければいいのか、
探り探り、その生徒と接してきてその生徒に一番いい言葉をかけてあげられるように常に考えています。
相談事というのは、自分の体験してきたこと、勉強したこと、人から聞いたことからしかアドバイスできません。
かといって、「わからない」の一言でないがしろにするわけにはいきません。
勉強します。人間関係も、恋愛も、家庭のことも、医療系のことも全部自分の知識に出来るようにします。
突如現れるハプニング
4つ目は
「突如現れるハプニング」
です。
上でも書いているように、通信制高校には本当に様々な生徒がいます。
たくさんのハプニングが起こるのですが、生徒一人ひとりの特性や思春期ということも考えれば
致し方ないことなのかと!
家出をしたり、全然家に帰らなくて警察に捜索願いを親に出されたり、その1ヶ月には隔離病棟で入院してしまったり。
それが原因で単位が取れない、お医者さんたちが保護者に病状を説明するときに僕も同行したり。
学校の中で、カップルが取っ組み合いのけんかを始めたので、
何が原因か聞くと少しの嫉妬心でそこまでしてしまったといって
授業中に別々に面談をしたり・・・
自傷行為の直後、自分のところに来て、治療をしてと言ってきたり。
おちおち自分の仕事もできず、常に何かハプニングが降りかかってきてそれの対応に追われることがとても多いです!
もう、それが本当に急なのです!何の前触れもなく、普通に電話を取ったら、大事件!みたいな!一本映画作れます!
適応能力爆上がりです・・・
「GTO」や「金八先生」にも負けずとも劣らずなことがてんこ盛りです。(実際にあそこまで先生がすることはありませんが・・・)
まとめ
通信制高校で働くということは一筋縄ではいきません。(どの仕事もそうでしょうが・・・)
オッティは正直、メンタルは強いほうなので大丈夫なのですが
一方で生徒と一緒に悩みすぎて考えすぎて、落ち込んでしまう先生もいます・・・
それでも、この様々な生徒がいるこの通信制だからこそできること、勉強になること、たくさんあります!!
自分が知らなかった子どもの気持ち、家族の存在などほんっとに考えさせられます!
本当の意味で、人の気持ちを考えられるようになってきたかな、と自分自身でも思うことが多くなってきました。
「辛いことがあるからこそ、やりがいも生まれる」
と現時点では思っていますので、これをバネにしてこれからも精進します!
今度は通信制で働いてよかったことについても書いていこうかなと思います。
ではまた次回!👋
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